
世話人代表 筒井 俊晴
山梨県立中央病院 呼吸器内科/患者支援センター統括副部長
2025年4月より本会の代表を務めさせていただくことになりました。どうぞ宜しくお願い申し上げます。
本会は2016年の発足以来、発起人である田中一正先生(あそか病院院長)やその後の会長の河西富彦先生(赤坂台病院院長)、深澤一裕先生(大久保内科呼吸器科クリニック副院長)、運営・事務局長の高岸弘美先生のご尽力で年々会員が増え、組織も拡充して参りました。現在ではオンライン形式で行う研修会において県外からも多くの方々にご参加いただき、盛況な学びの場となっています。
呼吸ケア・リハビリテーションにおいて多職種連携はとても重要です。チーム医療の必要性が強調される昨今ですが、呼吸ケア・リハビリテーションを実践していくためにはあらゆる側面からのアプローチが要求されるため欠かすことができません。この領域に携わる様々な職種が、それぞれの専門性を発揮し、情報共有しながらお互いに協力し合ってこそ、はじめて質の高い医療が提供できるようになります。そのために地域の会員交流や勉強・研究を行っていく機会として本会を益々充実させていきたいと考えております。 一緒に研鑽し、意見交換をしながら、患者さんから求められるような呼吸ケア・リハビリテーションを目指していきませんか。皆様のご参加をお待ちしております。

発起人 田中 一正
あそか病院 院長/昭和大学名誉教授
日本呼吸ケア・リハビリテーション学会の目的には「呼吸管理の基礎ならびに臨床に関し、その進歩発展と普及に寄与すること」と記載されています。
2015年から学会の甲信越支部会が年1回開催されることとなり、県内関係者が参加するにあたり、山梨県内にて呼吸ケアに携わっておられる方々が会する機会となり、山梨県内の実情をお互いに共有でき、県内での多職種地域連携を進め、病院から在宅まで呼吸に関する管理の基礎ならびに臨床における問題点を解決すべく、学習機会を設けて末永く検討できる機会になればと山梨県呼吸ケア・リハビリテーション研究会が結成されました。
人は呼吸なくしては生きることがかないません。いのちの根源になる呼吸を皆さんで考え、より元気な活動生活を送ることができるようにサポートする医療人になれるよう一緒に研鑽しませんか。
一人では解決できないことも、多職種の方々が集まり文殊の知恵になるように多くの機会を設定していきたいと思います。
皆さんの意見と情熱がより良い療養の場を作り出すはずです。
多くのご参加をお待ちしています。
2025年4月